女性が中心の職場は人間関係のトラブルが起こりやすく、そのトラブルが長続きする傾向があります。よくあるのがいじめの問題で、先輩や上司など職場で力を持っている人が、下の立場の人を攻撃することは珍しくありません。
看護師や介護士の場合、日勤から夜勤に交代する時などの申し送り内容に細かすぎる指摘をしたり、ミスの責任を下の立場の人に押し付けるといったことがあり得ます。そのため、下の立場の人は苦労しがちです。
また、グループができやすく、そのグループに入れなかった人が不十分な申し送りをされるなどで、情報を共有してもらえずに苦労するパターンもあります。
また、働いている人同士が嫉妬し、それがいじめのようなトラブルに発展することもあります。看護師であれば医師に気に入られている人、介護士であれば仕事に有利な資格を持っている人が嫉妬の対象になりやすいです。保育士の場合は子どもに携わる仕事ということで、産休や育休を取得しやすいです。しかし、実際に産休や育休を取得したら、独身の人や子どもがいない人から攻撃される恐れがあります。そのため、制度の利用にも気を遣わなければならず、苦労しがちです。
さらに、嫉妬は職場での悪い噂に繋がりかねません。噂が広がりやすいのも女性が中心の職場の特徴です。その噂の真偽は関係なく、些細なきっかけでもあることないこと言いふらされる可能性があります。
看護師だと医師や患者と恋愛関係がある、保育士は保護者の男性に色目を使っているなど、男性を絡めた噂話も珍しくはありません。そうした根も葉もない噂話に振り回されると、気苦労が絶えないでしょう。